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歯並びが悪いは遺伝で仕方ないのか?

歯並びは遺伝?

データとしては歯並びは父親からの影響が大きいというデータがある。ただそれは受け口に関するもので、下顎の骨の発達が遺伝の影響を受けやすいからです。頭蓋骨は15種23個の骨で構成されていますが、下顎骨だけは少し分類が違います。難しい話になってしまいますので、この辺りにしておきますが、下顎骨は一般的な身体の骨と同じ成長をします。他の骨は少し違うとだけ思っておいていただきたい。

この骨格が影響する受け口や生まれつき歯がない(先天性欠如)、もしくは生まれつき歯が多い(過剰歯)などは仕方のない歯並びが悪くなる原因と言えるだろう。

遺伝ではない歯並びが悪くなる原因とは?

では、遺伝ではない歯並びが悪くなる原因はあるのか?ということに関していうとこれはあると言って問題ない。呼吸や姿勢が関係してくる。ここでの姿勢には赤ちゃんの頃の嚥下や咀嚼、抱っこされている姿勢も含むと考えていただきたい。ここでは一番わかりやすく口呼吸が歯並びを悪くするという論文のリンクを貼っておく。

口呼吸が歯並びを悪くする

ということで、環境要因でも歯並びは悪くなるのだ。大事なことはこの知識があるだけで歯並びが悪くなることが予防できるということだ。僕が広めたい知識はこういうことで、知識がないことによって損をするひとが多いことを懸念している。ただ、ネットには非科学的な知識が蔓延している。僕がブログで書く内容はなるべく論文がある内容にしたいと思っている。

新型コロナが流行する前は町の子育て支援センターや、ママ友の集まりなどでお話をさせていただいていた。0歳から3歳の子育てしている親向けに話をしていた。なるべく細かく分けられていることが望ましく、0歳代の子どもを育てている親向け、1歳代の子どもを育てている親向けなどの話をしていたが、0〜3歳と幅があることもあった。なぜこの頃の親向けに話をしていたのか。

堀江貴文氏(ホリエモン)と話をした内容

この時はアンチエイジングの専門医(抗加齢医学会専門医)として歯科から見たアンチエイジングについて話をした。その時のポイントは6歳の時には歯並びが悪くなることはほぼ決定するということだ。つまり、6歳までの生活が非常に大事であり、6歳までの生活であれば親がかなり管理できるというところがポイントだ。

ちなみに

7、8歳の段階で口蓋の形が△型の場合で96.4%、V型の場合で100%歯並びが悪くなることがわかっている。

これらの講習内容について気になる方は医院の各種SNSのDMを解放しているのでご依頼いただけたらお受けします。

おわりに

僕は0歳から通える歯科医院をうたって歯科医院をしている。それはなぜかというと正しい情報を親世代の人に与えることによって次の世代の子どもたちが心身ともに強い人間に育ってほしいからだ。もっと言うとこれから子どもを育てる世代になるであろう若い世代や妊活中の夫婦などに知識を広めて歯科治療の必要のない人生を子どもにギフトしてほしい。

理想としては医院に来ていただくことではありますが、ママ友のグループであったり今ならzoom会議などでもお話しができたりします。木曜や土曜の午後であれば医院の待合室などを使い講義をすることもありますし、ママ友グループであればカラオケボックスで講義したことなんかもあります。状況に応じて色々対応させていただきますので、一度DMでご相談ください。