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オリンピック代表たちの金メダル獲れなかったという涙😭
はじめに
僕はオリンピックなどのスポーツの祭典が好きだ。凡人の僕にはどんなに頑張っても立てない境地にみんないる。その積み重ねてきたひとたちが本気でぶつかり合い、そして順位をつけるのだ。頑張って当たり前、努力して当たり前、その中で結果が求められるというとても厳しい世界だ。
そういうひとたちに対するリスペクトを表現したいと思っている。
誤審が多い
今大会は誤審が多いと言われている。ポリコレを意識した大会なのだそうだが、それに伴い実力ではなく、性別で選ばれている審判がいたりするのがその背景にあると言われている。
頑張って積み重ね積み重ねきた選手にとって誤審は本当に辛いものだ。審判の権限は絶対でほぼ覆ることはない。審判も人間である以上ミスはする。そしてホームタウンデシジョンと言って開催地や開催国が優遇されるみたいなことは昔からある。今に始まったことではない。
今回も多くの日本人選手が涙を飲んだ。その逆に金メダルも多く獲れている。これはひとえに日本代表選手がすごいことに他ならない。他国はオリンピック選手に日本より多くのお金をかけていることが多い。その中で結果を残しているのだ。誤審が多い中で結果を出しているのは本当にすごい。
よく日本人は外国人に対して差別的だとか言われるが、別に他の国が差別的でないということはない。海外で住んでいる日本人で差別を受けたことがないというひとに出会ったことがない。今回フランスが主催だが、アジア人に対して差別的なひとは根強くいる。ポリコレを意識しているようだが、逆に如実に表すことになってしまったかもしれない。
その中で結果を残している日本人選手は本当に尊敬されるべき存在だと僕は思う。
誤審を防ぐには
今回、フェンシング競技で日本が躍進している。今の日本フェンシングの躍進は太田雄貴さんの働きが大きいだろう。各業界の第一人者と言われるひとはもっと評価されていいと思う。フィギュアスケートで言えば伊藤みどりさん、メジャーリーグで言えば野茂英雄さん、水泳で言えば北島康介さん。言い出せばキリがないが、なんせフェンシングに関しては太田雄貴さんの働きが大きく、個人的には武井壮さんの存在も大きかったのではないかと思う。無償でフェンシング協会長をされていたと思うのだが、そのあたりから成績も伸び、認知もされてきたと僕は認識している。
そして何より、フェンシングの良いところは機械的に審判をしているところだ。
これは機械トラブルがない限り他意が入る要素がない。実際人間の目で審判をしていた時は誤審や審判が勝たせたい国を勝たせるということが行われてきたという歴史がある。機械式の審判が導入できるところはなるべくして、VARのようなシステムを導入できる競技はドンドン導入すべきだと思う。
金メダル獲れなかったという涙
個人的に印象に残っているのは吉田沙保里さんの涙だが、今回も多くの選手が国民に「すみません」と言い、涙しているシーンを多くみた。僕は一国民として申し訳なく思っている。勝手に国民の期待を乗せてプレッシャーを与えて銀メダルなのに「すみません」と言わせてしまっている。
以前の投稿でも書かせてもらったが、東京オリンピックの空手道競技のフィールドドクターとして入った時、裏の通路での緊張感の凄さったらなかった。凡人の僕はいるだけで吐き気がするほどピリついた空気感だったのだ。他の世界大会の裏に入ったことがあるが、オリンピックは別格だった。全く競技に関係ない僕でそんなプレッシャーを受けるのだ。当人達はいかほどのプレッシャーを感じているのだろうか?
内村航平さんが柔道団体の逆転負けした後のコメントで「選手たちにはそういう思いをしてほしくないので、見ている日本の皆さんが銀メダルでもいいんだよ、よく頑張ったよって言ってほしいなって。それだけでたぶん選手は心が救われると思うので。ぜひそういう言葉をかけてほしいなって思いました」とのことだった。
もうこれは国民みんなでそうするようにしたほうがいいと思う。選手だったひとが言う言葉だ。重さが違う。お家芸と言われた体操で金メダルや銀メダルを獲ってきた男の発言だ。尊重したい。
おわりに
あるひとのポストで「まず「日本代表」ってだけでとんでもなくすごいんよ。ちょっとでもスポーツ真剣にやってた人間なら分かるでしょ。」というものを見た。もうこれは全くその通りで、僕もそう思う。
そのひとたちに敬意を持って接し、アスリートが実力を出しやすい環境を周りも作れたらいいなと思う。
銀メダルでも銅メダルでもすごいことはすごい。アスリート本人は思うことあるでしょうが、どんな結果であれ周りはよく頑張ったと労ってあげたいなと思うのですが、皆さんはどうでしょうか。